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2007年05月28日

墨攻

『墨攻』(酒見賢一 著)

映画『墨攻』の原作を読んでみた。

参考:映画『墨攻』の感想など

感情に流されない淡々とした文章に好感を持てた。
解説曰く「史記など中国歴史書にならったのではないか」ということであるが、フィクションの部分と史実の部分を書き分ける手法も理知的な感じがしてよかった。

漢語というのは、短い言葉の中に、意味を凝縮して伝える力がある。
短さの強みといおうか。

久しぶりにそのよさを味わった。

ちなみに、映画『墨攻』のようなラブロマンスはない。
ストーリーもかなり平坦な展開である。
そこにあるのは、革離という墨子の男の生き様であるが、彼の冷静かつ大胆な指導力だけで話がもつところがすごいと思う。

投稿者 zackie : 2007年05月28日 01:24

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