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2006年10月28日
扉は閉ざされたまま
石持浅海著 『扉は閉ざされたまま』
大学時代の仲良しグループ6人での同窓会。成城の閑静な住宅街にある歴史ある洋館の中で起こる殺人事件のお話。
何が面白いって、密室殺人を冒した犯人・伏見と、その犯人が昔恋焦がれた女性・優佳との心理戦。そもそも、犯人の伏見以外は密室の中で殺人事件が行われたということは知らず、明確なのは、部屋からその被害者が出てこないということだけ。「睡眠改善薬のせいで眠りこけているんじゃないか」とか「秘密に女性を連れ込んで、二人で楽しんでいるんじゃないか」とか「急病になったんじゃないか」とか、いろいろと憶測が流れる中、優佳は伏見が実は殺したのではないかということにだんだん気づいてくる。そして、伏見を追い詰めていく。
ラストシーンまで題名の通り「扉は閉ざされたまま」。でも、伏見と優佳に交わされる葛藤の中で、死体を目にする前にストーリーが完結してしまうという、ちょっと風変わりなお話。「分析脳」を持った人には、たまらない作品ではないでしょうか。
次は、これとこれ。
『真相』は表題作だけ読んだけど、やっぱ横山秀夫はいいねと思わせる作品だった。
『帰ってきたもてない男』は、前作がかなり面白かっただけに期待大。
投稿者 zackie : 2006年10月28日 22:10
From:ワイルドフラワー
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小説にも理解がある方だったのですね!
意外な一面を発見できて、うれしく思っています。
附中の図書館に、「銀河英雄伝説」や「はだしのゲン(漫画)」があって、読んでいた記憶があります(笑)