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2006年10月16日

ナイチンゲールの沈黙

とうとう読みおわってしまいました。バチスタ第二弾 『ナイチンゲールの沈黙』

もしかすると、ミステリとしての色は、バチスタに比べると若干薄まっているのかもしれません。
その点、アマゾンの評価とか若干低いのが残念ですが、一気に読ませる面白さは健在です。

今回の舞台は小児病棟ということで、こどもと、不定愁訴外来・田口や、厚生省官僚・白鳥とのやりとりが特に圧巻。

ちなみに、話の中で、小夜という看護師がMRIを受けている子供に「アヴェマリア」を歌ってあげると、大脳の、視覚をつかさどる部分が活性化して、子供にたとえば母親の映像が浮かんでくるという事象の説明に使われている『共感覚』という考え方ですが、実際にあることみたいですね。赤ちゃんのころは、視覚とか聴覚が、若干未分化で、感覚同士が混線しあうんだって。

言葉や音に色が見える――共感覚の世界

共感覚(Wikipedia)

海堂さんが現役のお医者さんだけあって、こういう医療の面白い部分に触れることができるのも、海堂ワールドの魅力の一つだと思います。


次はこれ。
2006年の「このミス」で、「容疑者Xの献身」に続き2位になった作品。研修までには読み終わろう。

投稿者 zackie : 2006年10月16日 21:23

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