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2004年07月25日
金曜日は、去年卒業
金曜日は、去年卒業した研究室の先輩たちと上野に飲みに行きました。皆さん、修士と同じ実験系で実験をされていたり、全く別の分野の研究をされていたり、はたまた来年僕がお世話になる会社と非常に近い製品を扱っておられたりして、久しぶりにすごくはしゃいだような気がします。「社会人になったら、仕事、面白いぞ」というのが先輩方の中で一致した意見だったようですが、それだけは自分で実際に働いてみないとわからないですね。今は自分の与えられた環境の中で最善を尽くすことが大切なんでしょう。
で、土曜日の半分くらいを使って宮部みゆきの『模倣犯』を読み終えました。うーん、今回の作品は今までになくシリアスな感じでした。いわゆる、「劇場型犯罪」がテーマでしたが、マスコミを操って大衆を操作する犯人のやり口に、言葉は悪いですがドキドキしながら読んでいました。ただ、最終的には人間性が勝利するみたいな感じの結末で、救われたかなという感じです。ちなみに、読み終えた後、映画版の『模倣犯』も見たのですが、たぶんまだ読んでいない人は特に、映画を見るのはやめたほうがいいです。宮部みゆきの世界がかなり失われてしまっていて、すごく残念な印象を受けました。
今日の午前中は、柏駅の近くで髪を切りました。私は散髪屋の人と話すのが大好きで、吉祥寺にいたころも、そこにいたお姉さんと話すのが目的で通っていました。こっちが何かを話すわけではなく、向こうがふってくる話題に、イエスとかノーとか言ってるだけなんですが、それだけで結構いい気分になるんですね。たぶん、自分の意見が否定されないからだと思うんですが、まあ、そういう場を一つくらい作っておくのもいいことなのかもしれないなあと思います。
今日の話題は、「子供の頃の夏休み」みたいなことでした。「昔は柏の周辺でもカブトムシが採れたんだよ」とか、「柏祭りで、昔はおみこしをかついでいたんだ」とか、とりとめもない話でしたが、柏という街をそのお兄さんはすごく好きなんだなあってことがストレートに伝わってくる話ぶりでした。僕にとってみれば、柏はもとより、東京だって、かりそめの地にすぎないという意識が強いけど、そのお兄さんにとってみれば、柏っていう町はそれこそ子供の頃からの思い出が詰まっている町なんですよね。そのお兄さんと僕との間の意識の違いみたいなものは凄く深いんだろうけど、私みたいな新参者を受け入れてくれる関東の懐の深さみたいなものは九州人はまだまだ学ばなきゃいかんと思うし、同時に、九州なら九州らしさ、柏なら柏らしさも持ちつづけていきたいなあと思います。
朝日新聞より。
ICタグのベースとなるシステムとして、トロンを使うか、MITなどが開発したシステムを使うかで議論が起きているという話です。(アサヒドットコムに掲載されていない内容だったようなので、スキャンしました。)一般消費者としては、トロンでも何でもいいから、セキュリティなどがかっちりしたいいシステムの方をデファクトとしてほしい、というのが偽らざる本音ですが、経済産業省が、「響プロジェクト」として、国産のトロンではなくMITの方を普及させようとしているというのが、なんだかなあって思いました。
朝日はもちろん、「経済産業省は何をやっているんだ」という書きぶりをしているわけですが、使う電波帯で何が違うのかとか技術的な詳しいことが書かれておらず(記者が理解してないんじゃないか?)、「トロン、またかわいそう」みたいな感想しかいだけない記事になっているのは残念です。
(参考)「ICタグ」
投稿者 zackie : 2004年07月25日 00:00
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