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2005年06月12日

直通運転って。。。

定刻発車』 三戸祐子著 新潮文庫

Pさんの掲示板で先日紹介させてもらった本です。
文庫化は今年の5月、JR西日本の事故とまるでタイミングを合わせたかのよう。

同じような表現が繰り返されるところに、少し冗長さを感じつつも、
首都圏の鉄道を頻繁に使う人は、一読しておくと、列車の遅れも
すんなりと受け入れられるようになるかもしれません。

直列システムと並列システムの話題は、うちの会社も含め、巨大な
システムを扱うところに共通した話でしょうし、
いかにコンピュータが発達したとしても、鉄道のダイヤを最終的に仕上げるためには
人間の勘や大局観が必要だという筆者の主張は、情報化社会で生きるわれわれに
とって、非常に参考になる話題だと思います。

また、横須賀線と総武線など、首都圏の鉄道にはよく直通運転をしている
ラインがありますが、直通運転をする目的というのは、都内で折り返しを
しないためというのもあるそうです。
たとえば、終点だということで乗り換えるお客さんもいなくなるので、
いろいろな意味で、鉄道全体のシステムに余裕を与えるんだそうです。
今まで、客の立場から、「ああ、直通運転をしてくれて、乗り換える手間が
省けるわ」とだけしか考えていなかった直通運転、
実はそんな裏があったらしいです。

そのほかにも、メンテナンスの大切さなど、納得させられる話が多いです。

投稿者 zackie : 2005年06月12日 23:46

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