2004年11月27日
正しいデータ?
[三井物産]「データごまかしの罪は重い」 (11月27日付 読売社説)
三井物産の子会社が、ディーゼル車の排ガス中の微粒子を除去する装置の性能を偽って申告し、不正に補助金を受け取ろうとしていた、というニュースです。社説は、コンプライアンスの観点から論じています。
程度の問題はありますが、実験の結果を発表する際も、真実をゆがめない程度に、誇張した表現を使うことがあります。○○%向上したなど、そういう表現を使うときは、いくつかの実験データの中で、一番高いもので代表させることもあります。
今回の三井物産の捏造事件がどのように行われたか、詳しい経緯を見てみないと、悪質なのか、それとも、今述べたようなことの度が過ぎただけなのかよくわかりませんが、科学技術の世界で出てくるデータの一部はそんな面も持っているので、コンプライアンスだけの観点から論じるのは、少し議論が短絡的すぎるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
データというわけではありませんが、会計における「償却率」とか、固定資産税の算出に用いる土地の価格などは、もっとあやふやな数字のような気がします。よくわかりませんが、下手すれば、見積もる人によって数倍の差が出てきたりするのではないでしょうか。数字の性格が違うのでお金と科学のデータと一概に比較はできませんが、同じ数字というもので表されながら、ここまで扱いが違うのもちょっと不思議な気がしました。
投稿者 zackie : 2004年11月27日 02:43
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